悪霊退散の術

商談に臨む前、受付で

運が向いてくるとか、運に見放される、というように物事には、つねに運、不運がつきまとうものである。
どんなにキャリアをつんだ優秀なビジネスマンでも、商談中ささいなことで、話が急にかみ合わなくなったり、商談が不利に展開する場合がある。
こういう不運につきまとわれないためにも、商談に臨む前には、悪霊退散を期して「九字を切る」とよい。

business07

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目標必達の術

商談開始5分前、商談室で

ビジネス戦略を練るには、雑念を払い、あらゆる手段と方法を考えるために、精神を一点に集中させることが必要である。
脳神経の働きを完璧なまでに到達させるには、二の腕を口にあてがう忍者独特の呼吸法で己の息づかいをもかき消して心を鎮め、静かに九字を結んで無の境地をつくりだす。

business08

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精神統一の術

商談30分後、商談成功

ビジネスでのかけひきは、まさに忍術そのもの。
相手の考えや心情を機敏に読み取りながら、話を進めると商談がスムーズに展開されるものである。
また商談が思うように進まなくなり、窮地に立たされた時は、その雰囲気を絶ち切ることが必要。
その時には「アキサタ…」と九字を結んでみるとよい。
自分自身を見失うことなく、冷静さが保て、さらに新たな気分で再度商談に打ち込めることができる。

business09

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隠遁の術

商談終了後、クライアント前で

ビジネスに競合はつきもの。
ライバル企業の行動をつねに監視することは、ビジネス活動においてはある程度いたし方のないことである。
しかし、あまりに深入りし過ぎて、相手に行動を悟られてしまいそうな場合もある。そんな時には、呼吸を静め、気配を消すという隠遁(いんとん)の術を使い、とりあえずその場をきり抜ける。

business10

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心身静寂の術

午後からの商談に向けて

ビジネスの勝負の分かれ目は、休息時間に左右される。
この短い間に精神的プレッシャーを解消し、心と身体のメンテナンスをしっかりと行ない、同時に適度の緊張感と闘争心を蓄える。
そして午前中の自分自身の行動を客観的に見直し、午後からの戦略を立てながら、刀印を切って気を新たに午後からの行動に移る。

business11

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口内リフレッシュの術

午後3時の気分転換

忍者たちは、歯ぐきが弱ると噛み合わせが悪くなり、瞬発力や持久力、さらには集中力や思考力が落ちるとして、歯と歯ぐきの強化のために塩のマッサージを行っていた。
この天然の塩には、歯ぐきを適度に刺激するほか、身体によいミネラル分も豊富に含まれており、歯周病にも効果があるらしい。
ビジネスマンも、塩のマッサージで歯と歯ぐきを大切にして、集中力や思考力を高めたい。

afternoon01

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手のツボ指圧の術

午後3時の気分転換

超人的な肉体と精神を誇る忍者でも、疲労やストレスをやわらげるのに、手の平をおさえるツボ指圧を積極的に取り入れていた。
このツボ指圧は、ボールペンとか、鉛筆など、オフィスのまわりにあるものでいつでも手軽に行える、効果的なリラックス法である。
肩こりで悩むビジネスマンは、仕事の合間、ぜひお試しあれ。

afternoon02

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耳のツボ指圧の術

午後3時の気分転換

忍者の健康法として、導引術という忍術がある。
その中の一つに、耳を折り曲げて指でピーンと弾く天鼓(てんこ)と呼ばれる健康法が行われていた。
指で弾いた音が頭に響き、気分がすっきりし、しかも頭脳明晰、耳もよくなるとされている。また、手のひらを耳に当てがい、くちゃくちゃと耳をもむ。
あるいは、思いきり耳たぶをひっぱる。
生理学的にも耳と脳は三半規管で結ばれており、耳を適度に刺激することで、大脳の働きを高めることができるのである。

afternoon03

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素足健康の術

午後3時の気分転換

まず頭にいれておきたいことは、足の裏は第2の心臓といわれているほど、血管密集地帯なのである。
だから、ちょっとしたマッサージで、血行がよくなり、足はもちろん内臓の働きも活発になってくる。
忍者たちは、活動中のちょっとした時間をみつけては、足の裏を強く押していつも刺激をあたえていた。
革靴でつねに足を締めつけているビジネスマンたちは、靴を脱いで足に刺激を送ることが特に必要である。

afternoon04

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布留辺の祓い

夕陽に向かって

忍者たちは、神との対話を目的にいろいろな祝詞を唱えていた。
この祓いは「ソロエナラベテ イツワリサラニ タネチラサズ イワイヲサメテ ココロシズメテ」と唱え、罪やけがれ、災いなどを除き去るために行なわれていた祝詞のひとつである。
意味はわからずとも、きょう一日の平穏を感謝し、朝日から授かった自然のパワーを、夕陽に返すために、夕暮れ時には太陽に向かって祝詞を唱えるようにしたい。

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一意専心の術

帰宅後すぐに

近年オフィス環境は、パソコンをはじめとしたOA機器の普及がめざましく、それにともなってビジネスマンたちは目の疲れからくるいろいろな肉体的、精神的な疲労にさらされている。
忍者たちが活躍した時代にはもちろんハイテク機器はなかったが、闇から日なかへ神出鬼没する忍者たちも目の疲れは激しかった。
この灯心を見つめる鍛練は、集中力を養うのと同時に忍者たちの疲れた目をケアすることも目的にしていた。

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御香リフレッシュの術

一日の終わりに

仏教とともに日本に伝来した香の文化。
その清楚な香りは、その場の臭気を消し去り、空気を浄化させるばかりか、心身を鎮めたり、一服のやすらぎをも与えてくれる。
忍者たちは、一日の終わりに香を焚いた部屋で、静かに九印を結びながら、瞑想し、疲労回復と精神の浄化を図ったという。
仕事疲れや眠れぬ夜など、頭で解決しようとはせずに、香のリラクゼーションを用いるべし。

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海外現地順応の術

海外におけるビジネス活動で

遠い異国の地で自分を試すのも、さまざまな刺激を受けることになり、すべてが自己鍛練になる。
勝手が違う環境でのビジネスがいかに困難であるかを、改めて思いしらされるが、そういうときこそ、刀印を切って、自分を戒め、気を新たに持ちたい。
慣れない環境にあえて我が身をおくことは、いろいろな経験を得ながら、自分自身の器をより大きくする鍛練でもある。

holiday01

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休日の素足健康の術

アウトドアのひとときに

忍者たちは、各臓器や神経につながるツボが集中している足の裏を押さえることで、血行をよくし、疲れをとったり、気持ちをやわらげたりしていた。
しかも忍者の時代は、普段から素足かせいぜいわらじ(注)で、道には石も転がっており足の裏はいつも刺激をうけていた。
素足で歩く習慣のない現代人は、休日、アウトドアに出かけた時など、靴を脱いで適度な刺激が得られる河原の石の上を素足で歩くことをおすすめする。

注:わらじ=藁でつくったサンダル

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耳のリフレッシュの術

自然の中でリフレッシュ

かつての忍者たちは遠く離れたところのかすかな音さえも聞き分けられてという。
OA機器に囲まれた現代のビジネスマンたちは、電子音や機械音への反応が早いが、全体的な聴力は低下の傾向にある。
休日、アウトドアにでかけた際など、自然の音に耳を傾けて、聴力を養い、同時にα波を脳に送り込みリフレッシュしたいものである。

holiday03

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万川集海 目録

およそ兵は国の大事、死生存亡の道である。国家安危の基本として極めて大切なことであり、細小なことではない。
その意味するところは、はなはだ深重で、軽率に扱ってよいものではない。

したがって、詳しく細かな計画を始め、五事七計を明察し、人の心をうまくとらえ、その上で、謀略をくわだて、奇正(きせい)を使う。
これは、「智」「仁」「信」「勇」「厳」の五材にかない、天・地・人の三利則にそむくものではない。

千人の兵をもって億万もの敵に当たるとしても、百戦百勝が可能であり、なんら危ういことはないのである。たとえ、世に主将の将智の持ち主であることがまれであったとしても、孫武子が闔閭(こうりょ)を助けたこと、子房を重用して沛公が天下を平定したことを知るべきである。
他にも、主が賢将の明智を大切し、国を執り、家をつつしめば大国とても恐れるに足りない。これらは皆、主が全体に備えをするため、将は必然的に賢くなるのである。

昔から、我が国にも名将は多くいた。しかし、天下を治めたといっても、威力を持って国を奪っただけである。
誰か仁義をまっとうした者がいるだろうか。

楠正成などは臨機応変の者であったが、主に徳が無かったのである。そのため、義の一篇を守り戦死して終わる。
それ以来、誰がいるのだろうか。今の末世では、人心はねじ曲がり、ただ言葉だけを重要視して実質を用いることができない。古きを振り返っても、周の民は殷の民に及ばず、殷の民は夏后氏の民に及ばず、夏后氏の民は虞氏の民に及ばない。

末代の衆民の争いがこの時代の人々の争いに及ぶだろうか。これらの者の中で、事に臨んで将の命令を重要視して義を守り、臨機応変の忠を尽くして戦う者がどれ程いるだろう。
もし、ここに名将がいて非常に巧く謀計をくわだてても、兵が皆、臨機応変に働かなければ、なかなか勝利をおさめることはできないのである。
戦は敵の虚に乗じて速やかに不意を撃つものである。その原則を考えると、謀計は多くても、忍術がなければ、敵の密計・隠謀は知ることはできない。

呉氏・孫子の兵法を調べ、張良・韓信などの秘書を読んでみても、軍法は間諜、すなわち敵の虚実を知る事が無ければ、数里の長城を攻め落とし、三軍を落とし穴に落として全勝の功を成すことはできない。
一人の働きで千万者人数を滅ぼすのは忍術でなくてなんであろう。忍術の成就に至るまで、ぜひ学ぶべきである。そうすれば敵は、鉄の囲み・垣根を築いても、兵を城郭に侵入させないでいられる術などないのである。

その術は、神通妙用の術ではなく、剣術の討つに似て、討ち下ろし帰って不意を撃つのである。
故に、間林精要(かんりんせいよう)の綱領をかかげて、忍術の書二十有余巻問答、凡例などを併せて軍事の奥義を記すものである。そのための序文とする。

延宝四年 辰仲夏日
江州甲賀郡隠士藤林保武 序

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万川集海 凡例

一、この書を万川集海と名付けることとする。始まりより終わりに至るまで間林精要の綱領を挙記している。

引用しているのは、伊賀・甲賀十一人の忍者が秘する忍術・忍器である。ならびに今の代にある諸流の悪いところを捨て、よいとろを選び取り、また和漢の名将の作った忍術の計策等をあまねく集め、ことにいままで公開されなかったものも、あえて公開する。

義理を顕わし、邪を正しくし、義をないがしろにせず、この術の至極に帰し、序次を乱さないでことごとく著すものである。こうし天下の河水はことごとく大海に流入して、広大なものになるという意をもってこの書を万川集海と名付けた。

それゆえ、他の忍者などが伊賀の名を借りて、かろうじて二言三言程度修得したとしても、伊賀者のようなものにはなれないのである。
その上、万計万功の手熟が多く、これらが大変奥深いことは、世の人の知るところではない。しかし、言葉を簡単にして分かりやすく述べることをあえてしなかったのは、一般の人がたわむれに口にするのを防ぐためである。学ぶ者が、師の口授を受けてじっくりと知識を深めていけば、自ら奥深さは計り知れるものとなるのだ。もし、師の口伝を受けずにこの書を見ても、奥義に達する事は不可能である。

一、この書を正心・将知・陽忍・陰忍・天時・忍器の六篇で構成し、正心を第一とする。正心とはあらゆる事・あらゆる技の本源であるからだ。そもそも忍芸は智謀計策をもって、ある時は塀・石垣などを登り、ある時はくさり、かんぬき、掛鉄、尻差を外すこともあるので、ほとんど盗賊の術に近い。そのため、天道の恐るべきを知らない無道の者が術を修得して悪逆を働いたなら、私がこの書を作述することは結局盗賊の術を教えることにもなりかねないと考え、正心を第一におくものである。

つまり、忠義の道をはじめとし、生死の道理を記して心を正しくするための階梯(かいてい)とするのである。誠と知を尽くすことは他人の嘲笑を招くものとはいえ、志を正しく行うときは大きな助けとなることだろう。しかし、学び始めたばかりの者はこの一篇を糸口として、一日中常に、休み、座り、寝る時も大勇猛の意志を持ち、眼を忠貞の源につけ、長くこの術を習熟させるなら、おのずと悟りを開き正心の意味するところを知ることであろう。この術によく通じていれば、柔弱な人も剛強になり、よこしまな人も忠義を守り、愚者も聡明になれるのである。勇知の義を知れば忍び入れないことなどない。

もし、心の不正な時は、淵源の謀略も成功しない。たとえ謀略をめぐらそうとしても、計画は自然とばれて、敵の耳に入ってしまうものである。武勇があっても剛を成し遂げることはない。それ故、正心を第一とするのである。

一、将知を第二におくこと。
これは、忠勇謀功の域に達した忍者であっても、軍将がその者を用いなければ謀略は成功し難い。謀略がうまくいかないのは忍術の利用価値を理解していないからである。軍将がそれを理解していなければ、狐疑の心が起きて、忍者を敵陣に送り込むべき配慮に欠ける。また、もし忍者を送り込まなければ、敵の秘計などを知ることもできない。

さらに、敵の秘計を知ることができなければ、軍を手分けも謀略も決めることができない。手分け・謀略が決まらないということは、そのまま敗軍の基となるのである。また、もし忍びを使わずに敵の状況を推量して謀計を立て、あるいは手分けなどして備えとするのは、暗夜にやみくもに石を投げるようなもので、謀備が予想に的中することは、まず無いのである。

したがって、東に備えている時は西から攻められて、たちまちひっくり返され、南に備えている時は北から攻められて、慌てうろたえて敗北することがよくあるのだ。他にも、将軍である人が忍びを用いる方法を知らない場合は、たとえ忍者を敵の城営へ侵入させても、外からこれに応じて攻めるための成果が上がらない。成果が上がらない場合には合戦に勝利はないだろうし、あるいは忍者が不慮の死を遂げるであろう。そのため、将知を第二とするのである。将知の下篇には、忍者を我が陣に入れない軍法を記して、その術を軍将に知らしめ、敵の忍者を我が陣へ入れない方法を教えて、その上で忍者を入れる術を著すものである。

一、陽忍を陰忍の前に置くこと。陽は始まり、陰は終わるという理をもって、このようにするのである。才智ある人がその術を聞いても、平素の修練がなければ陽忍者にはなることができない。この術を修得する意志のある人は平生怠けることなく訓練すべきである。

一、陽忍の下篇に視・観・察の檐猿(のきざる)の術を記すのは、忍者は敵の様子を必ず見聞きする職だからである。学ぶ者は忍びの事の外のこととを思い、これをおろそかにしてはいけない。
陰忍の下篇に忍び・夜討ち・強盗等のことを記す。これもまた、忍の事では無いと思って疎かにしてはならない。夜討ちとは忍びの休用のものである。それ故、忍術を知らない夜討ちは夜討ちの理にうとく、夜討ちを知らない忍者は忍者の理に至らないわけである。

また、捕者のことはこの道の本意ではないといっても、近代は忍者の所作のようになったので、昔からの作法の概略を訳すものである。この術の本意ではない。何故かといえば忍者の術ではなく雑色の仕事だからである。

一、天時天文を第五に置くのは、天の時は地の利におよばず、地の利は人の和におよばないという先賢の教えに基づいてのことである。
ただ、天時の篇の中に忍術に重要なことが多くあり、これをおろそかにしてはならない。また、強いてこればかりを重要視することもないように。

一、忍器は陰忍の足がかりであるが、器物製作の伝授であって忍びの理ではないので第六に記す。
忍器は自分で為し覚えてその善し悪しを試すべきである。もし、試していないなら用いてはならない。できるだけ一器をもって多様に使えるように、単純に製作することに専念するのがよいのである。その製法は巻の題の下に詳しく述べる。

万川集海 序 凡例 終

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万川集海 目録 1

第一 序 凡例 ならびに目録 問答

巻第二・三 正心 上下

巻第四 将知 一 忍宝のこと

巻第五 将知 二 期約のこと

忍術禁物三箇条 隠書二箇条
矢文二箇条 相図(合図)四箇条
神通の隠書 約束六箇条
将相応三箇条 忍者無恙(つつがなし)の約二箇条
忍者召し抱えるべきの次第

(将知の三が無い)

巻第六 将知四 謀を入れざるのこと上

敵の忍び抱えるべからずの五箇条
軍制六箇条

巻第七 将知五 謀を入れざるのこと下

篝火三箇条 相詞相印相謀六箇条
番守作法六箇条 夜廻三箇条
外聞二箇条 器を用いて敵の忍びを拒む術二箇条

巻第八 陽忍上 遠入のこと

始計六箇条 桂男の術三箇条
如景術三箇条 久の一術二箇条
里人術二箇条 身虫術二箇条
袋翻術二箇条 螢火術三箇条
天唾の術二箇条 弛弓術二箇条
山彦術二箇条

巻第九 陽忍中 近入のこと

略本七箇条 相詞を合わせる術
四箇条
相印を合わせる術四箇条 迎入術三箇条
妖者術二箇条 参差(入り交じる・散らばる)術三箇条
水月術三箇条 谷入術五箇条
虜返術二箇条 袋返全術二箇条

巻第十 陽忍下 目付のこと

山谷の見積二箇条 附、山に就ける心に付いての八箇条
海川の見積四箇条 田の浅深を知る四箇条
堀の浅深広狭を知る五箇条
城の堅固不堅固を知るの條々
地形の遠近高低を見積もる二箇条
敵の強弱を察知する三箇条

見分けのこと
敵勢大積二箇条
備え・人数を積察する四箇条
備押の人数を積察する四箇条
自らの城営の外窺い知るべき十箇条
夜に至りて見違える三箇条

間見のこと
城営より敵の進退を見分ける三箇条
陣を取る敵・退く敵を見分ける二箇条
伏兵の有無を見分ける五箇条
敵の河を渡るか渡らざるかを見分けるの條々

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万川集海 目録(つづき) 2

旗・塵をもって敵を察する七箇条

巻第十一 陰忍一 城営の忍上

先考術十箇条虚に入る術二十箇条
堕に入りて帰する術八箇条

巻第十二 陰忍二 城営の忍下

利便の地十三箇条 器を用いる術
十五箇条
著前術二箇条 魘入術二箇条
隠蓑術
放火術六箇条

巻第十三 陰忍三 家忍のこと

四季弁眠大図四箇条
因年與心行眠覚を察する三箇条
遇犬術二箇条 歩法四箇条
景音を除く術六箇条 必ず入るべき夜八箇条
陽中陰術四箇条 鼾の音を聴く術五箇条
敵を見る術四箇条 隠形術四箇条
家忍人配三箇条 用心術二箇条
害を用いる術六箇条

巻第十四 陰忍四 開戸のこと

開戸始計三箇条
尻差を放つ術四箇条 掌位をもって尻差を知る六箇条
掌位をもって掛鉄を知る五箇条 附、掛鉄の図
掛鉄を放つ術八箇条
枢を知る二箇条 附、枢を放つ術三箇条
鑿(せん)の有無を知る二箇条
鑿を放つ術二箇条
鎖子を察知する術六箇条 附、鎖子の図
諸鎖子を開く八箇条ならびに極意二箇条

巻第十五 陰忍五 忍夜討

物見二箇条 出立四箇条
令命七箇条 前謀四箇条
時分四箇条 作法十八箇条
強盗夜討十二箇条 捕者術二十一箇条

巻第十六 天時上 遁甲 日時のこと

日取方取惣摩久利のこと
日の五掟時を知ること

巻第十七 天時下 天文のこと

風雨を占うのこと
月の出入りを算え知る三箇条
潮の満干を知る図説四箇条
闇夜に方角を知る二箇条
時割を知る二箇条 附図

巻第十八 忍器 登器

結梯図説 飛梯図説
雲梯図説 巻梯図説
畳梯図説 鉤梯図説
高梯図説 苦無図説
打鉤図説 探鉄図説
長蓑図説 蜘梯図説
飛行図説 龍登図説
忍杖図説

巻第十九 忍器 水器のこと

浮橋図説 沈橋図説
蒲筏図説 甕筏図説
葛篭筏図説 水蜘図説
水掻図説 鵜の図説

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万川集海 目録(つづき) 3

橇の図説 軍船図説

巻第二十 忍器三 開器

問外図説 刃曲図説
延鑰図説 入子鑰図説
鑷(じょう)図説 鑿図説
錐図説 鋸図説
鎌図説 釘抜図説
鎖子抜図説 聴鉄図説
板橇図説

巻第二十一 忍器四 火器

蜘蛛のこと 火口方
附竹のこと 筒火八箇条
鳥子のことならびに図 火箱図説
万年火図説 不滅明松図説
義経明松図説 強盗挑灯図説
入子火図説 狼炯薬方
水火縄薬方 楊枝火薬方
生滅明松薬方 水火炬四方
風水火炬五方 水中火二方
焼薬一方 熊火方
車火炬方 熟眠方
明眼散方 忽亡散方
軽足散方 籠火方
寒陣火方 打明松方
水篝方 暗薬方
捲火方 水鉄砲薬方

巻二十二 忍器五 火器

万川集海大尾

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