1. 繁體中文
  2. 简体中文
  3. English
本物の忍者はこの地から生まれた

赤目四十八滝

赤目四十八滝

名張川支流滝川の上流に位置する赤目四十八滝は、赤目五瀑を始め、大小さまざまな滝が連なり、室生火砕流堆積物の浸食により作られた美しい景観は、1970年に室生赤目青山国定公園の指定を受けると共に、名水百選・日本の滝百選・森林浴の森百選・遊歩百選など、数々の選定も受けている。

赤目四十八滝は自然が豊かで、多種多様の植物と生物が棲息している。なかでも特別天然記念物のオオサンショウウオは有名で、ハイキングコース入口にある日本オオサンショウウオセンターでは間近に見ることができる。

また、赤目は、古来より修行の地としても有名で、役小角により修験の地として奈良時代に開かれ、役小角が修行中に赤い目の牛に乗った不動明王に出会ったことからその名がついたという伝説がある。そのためハイキング道には赤目牛の像が置かれている。しかしながら、その伝説には根拠がなく、滝の入口にある延寿院の赤い目の不動尊から結びついたのではと考えられている(現地説明板などによる)。

現代では、修験の地赤目四十八滝で忍者体験ができる「忍者修行の里 赤目四十八滝 忍者の森」が開設され、手軽に忍者体験を楽しむことができる。また、2021年にオープンした赤目自然歴史博物館は、赤目四十八滝の入口にあり、自然や歴史、文化や資料を展示パネルやデジタルサイネージで学ぶことができる。なお、赤目四十八滝は入山料が必要であるが、その分、赤目四十八滝渓谷保勝会によって、ハイキングコースが管理され、安心して利用することができる。

アクセス

戻ル
戻ル
忍者の里 伊賀(三重県伊賀市・名張市)
観光案内 arrow_right