かたやき(かたやき)
日本一堅いせんべい
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由来
かたやきの由来については、かつて伊賀忍者が携帯した携行食、非常食が元とされる。伊賀地方には、地元名物としてかたやきを取り扱う菓子店が多く存在する。
特徴
非常に硬く、刀のつばなどに打ち付けて割り、口の中で唾液でふやかしながら食した。一般の醤油せんべいとは違い食味はやや甘い。表面に軽くふられた青海苔やごまがアクセントとなって独特の風味を出す。現在では、かたやき同士で打ち付けて割るか、購入時に付属している木槌で割って食べる。
20世紀末ごろから観光産業の振興の必要性から特産物的な位置づけとなり、それに伴い一部の伝統的な店舗以外では比較的食べやすい、硬さを抑えたものが多く売られるようになった。柔らかい生地で小豆餡を包んだソフトタイプも売られており、外観は伝統的なかたやきと同じだが、食感はむしろ饅頭に近い。
参考 伊賀以外のかた焼き
伊賀名物のみならず、歯が弱い人には要注意の硬いせんべいとしては
かた焼き金剛棒(石川県)
かた焼きせんべい(兵庫県清荒神の参道で販売)
瓦せんべい(兵庫県神戸市、香川県)
かた焼きせんべい(大阪府東大阪市、石切神社の参道で販売)
かた焼きせんべい(大阪府大阪市、四天王寺の境内で販売)
などがある。
ウィキペディアから転載