地面にまいて追手をかわす道具。
地面にまいて追手をかわす道具。三角錐状になっているヒシの実や、鉄線を加工して三角錐状にしたものを使用します。 まきびしはその形態上、どう転がっても尖った先が上を向くので、靴を履く習慣のなかった時代にはとても有効な足止めの手段だったのです。 また、追手の顔に当たるように投げつけても効果を発揮しました。