アウトドアのひとときに
忍者たちは、各臓器や神経につながるツボが集中している足の裏を押さえることで、血行をよくし、疲れをとったり、気持ちをやわらげたりしていた。 しかも忍者の時代は、普段から素足かせいぜいわらじ(注)で、道には石も転がっており足の裏はいつも刺激をうけていた。 素足で歩く習慣のない現代人は、休日、アウトドアに出かけた時など、靴を脱いで適度な刺激が得られる河原の石の上を素足で歩くことをおすすめする。
注:わらじ=藁でつくったサンダル