一日の終わりに
仏教とともに日本に伝来した香の文化。 その清楚な香りは、その場の臭気を消し去り、空気を浄化させるばかりか、心身を鎮めたり、一服のやすらぎをも与えてくれる。 忍者たちは、一日の終わりに香を焚いた部屋で、静かに九印を結びながら、瞑想し、疲労回復と精神の浄化を図ったという。 仕事疲れや眠れぬ夜など、頭で解決しようとはせずに、香のリラクゼーションを用いるべし。