夕陽に向かって
忍者たちは、神との対話を目的にいろいろな祝詞を唱えていた。 この祓いは「ソロエナラベテ イツワリサラニ タネチラサズ イワイヲサメテ ココロシズメテ」と唱え、罪やけがれ、災いなどを除き去るために行なわれていた祝詞のひとつである。 意味はわからずとも、きょう一日の平穏を感謝し、朝日から授かった自然のパワーを、夕陽に返すために、夕暮れ時には太陽に向かって祝詞を唱えるようにしたい。