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本物の忍者はこの地から生まれた

柘植一族(つげいちぞく)

013_Tuge_ichizoku

【写真 柘植一族の墓】

柘植一族は伊賀北部の土豪。『満済准后日記』に正長2年(1429)「国人柘植三方」とあり平宗清を先祖とする。

墓所は西光寺にあったが天正伊賀乱で焼失。しかし柘植家が再建する。

柘植姓は『伊賀者大由緒記』に、天正10年(1582)の本能寺の変の際に、徳川家康の伊賀越えの際に協力した土豪としても名があがっている。藤堂藩伊賀者にも散見している。

『宗国史』の功臣年表には寛永九(1632)年に柘植勘丞が十五石三口。寛永13年(1636)の『伊賀付差出帳』に柘植勘之丞、切米十五石三人で加納藤左右衛門が取次。

柘植家の柘植流砲術において、火術を得意とする藤林氏や稲増氏と接触があったと伝わる。西光寺には、柘植一族の墓九基がある。

 

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忍者の里 伊賀(三重県伊賀市・名張市)
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