桜峠

さくらとうげ

020_Sakura_touge

【写真 了源上人の碑】

桜峠は伊賀市丸柱と甲賀市信楽町神山の境に位置する。七里峠ともいう。桜峠の由来であるが、桜峠はあたかも桜が咲く美しい地と想像してしまう。事実、桜峠には桜が植えられいる。

しかし、建武2年(1335)、親鸞の弟子、了源上人が浄土真宗を布教するために伊賀に来た。京都に帰る途中、桜峠で布教の反対派の凶刃に倒れた。

その際に、雪の積もる峠は、了源上人の鮮血に染まり、あたかも桜が散る様に似たので、桜峠と呼ぶようになったという。桜峠のすぐ手前が神山だ。

『石川忠総留書』に「小川半リ 向山一リ 丸柱一リ 石川半リ 河合一リ半 柘植二リ (以下略)」。

向山は、神山のこと。忍術秘伝書『萬川集海』の十一人の忍術名人の二人、甲山ノ太郎四郎、同太郎左衛門が挙げられる。

甲山も神山。二人は甲賀神山の出自と考えたい。他の忍術書には甲賀の太郎四郎、同太郎左衛門と記される。

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