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本物の忍者はこの地から生まれた

滝之原八人衆(たきのはらはちにんしゅう)

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【写真 八幡神社】

滝ノ原八幡神社で行われる祭礼は「若子祭」「おまと」とも呼ばれる。歩射の神事が古くから伝わる。

祭日は1月9日。血盟の杯・歩射・神前式・祝座からなる悪霊退散を祈る神事が古来のしきたりにより行われる。

注目されるのは古来より定まった八人衆の存在。滝ノ原の地は平家の落武者伝説、北畠の残党が身を隠したとの伝えがある。

平氏にかかわる傍証としては、下出不動寺の近くにアマコウゼン山と称される雑木林がある。尼御前墓が訛ったものだろう。中腹には古びた石塔が祀られ、付近一帯を女王堂ともいう。池禅尼との由縁を伝える。滝之原は池尼禅の所領であったっという。

『吾妻鏡』に、池尼禅は平忠盛の後妻で、清盛の継母になる。平氏没落後も禅尼の所領は安堵されたとある。

すなわち、この八人衆が戦国時代、北畠派に属する滝之原の伊賀衆と考えるのは想像にあまりある。

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忍者の里 伊賀(三重県伊賀市・名張市)
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