包帯は赤紫色だった

ほうたいはあかむらさきいろだった

忍者の携帯品の中で、さすが忍者だと感心させられるものがあります。
それは赤紫色をした三尺手拭(さんじゃくてぬぐい)。
ほおかむり、はちまき、塀をのぼる際の縄の替わり、とさまざまな用途がありますが、それならただの手拭いの使い方と大差はありません。
忍者らしいのはその染料です。マメ科の蘇芳(すおう)という植物で染められており、殺菌作用をもっていました。
手拭いで水をろ過殺菌したり、軽い傷には包帯として有効だったようです。
蘇芳に殺菌作用のあることを知っていた忍者ならではの小道具ではないでしょうか。

roka
【赤紫の手拭で水をろ過】