侵入
水掻き
「水蜘蛛」と同じく、沼浮沓の一種で、沼掘を渡る道具。水蜘蛛よりも小さいため、携帯に便利だった。
五寸釘
石垣を登るときなどに使用。手裏剣にも応用した。
登器
忍者は普通の人では登ることができない城壁や石垣なども、やすやすと登った。
枢鍵・万能鍵
数種類の鍵があり、組み合わせるなどしてあらゆる鍵を開けた。
たたみのみ
折りたたみ式のみで、錠前のかかっている柱や扉をけずって外すのに用いた。
鉤縄
高い所に鉤を投げかけて塀などを登る、敵を縛る、敵の足をすくうなど、工夫次第で幅広く使うことができる。
忍び鎌
逆茂木の縄を切ったり、鳴子の縄を切ったりする。
足袋
屋敷内に侵入した際、音がたたないように工夫された底に綿の入った足袋。
草鞋
軽くて歩きやすい。すべるおそれのある急な坂道や雪道では、素早く行動できるように、突起のついたすべり止めを草鞋の底につけた。
忍び燭台
夜討ちのときなど柱にこのカギを打ちこみ、即席の燭台を作った。
くろろ鍵
蔵の鍵を開ける万能鍵。
錣
万能のこぎり。
坪錐
土の壁に丸い穴を開ける道具。
苦無
土を掘る道具。
水蜘蛛
足にかかる重さを分散して、沼の上を渡れるようにしたもの。