センブリ
効き目があってよく当たる薬という意味で当薬ともいわれるセンブリは、腹痛などの薬として、その苦さでも有名です。
しかし、このセンブリを煎(せん)じた汁で下着などを染めるとノミやシラミの駆除(くじょ)に効果があったことはあまり知られていません。
今ではそんな虫に悩まされることも無くなりましたが、この防虫効果、忍者たちにとって重要なポイントだったといえます。
キハダ
産地に生息する高木。このキハダの表皮を煮て染料としました。
紙を染めると虫がつかず、忍者にとって大切な文書を保存するために役立っていたと考えられます。