えっ!羅針盤(らしんばん)もつくっていた
薬には直接関係ありませんが、北を常に指すコンパスをも手作りしていました。その名は「耆著(きしゃく)」。 鉄を真っ赤に焼き、急に冷水で冷やして、磁気を帯びさせたということです。 そしてその磁性のある鉄片を薄くのばして、船の形にします。 使い方はそれを沈まないように水に浮かべます。船の向く方角が北だというわけです。